【仕事に家事に忙しい方向け】私の認定考査の勉強方法

書籍紹介・日記

ツイッターとかみてると、早くも特別研修の書籍を購入して
「読んでます」とのツイートを見かけます。

仕事や家事やなんやかんやでそれどころではないけど、
そのツイートを横目に気持ちだけ焦ってしまっている人、
大丈夫です。

認定考査対策はラスト1か月が勝負です。
(ただ、ラスト1か月は結構しんどいです)

まず、わたしが研修中にどんな状況だったか書きます。
こんな状況でも認定考査はきちんと1回でパスできるんだー
と参考にしてもらえると嬉しいです。

不要な人は読み飛ばしてください。

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一、合格していると思っていなかったので完全に仕事復帰していた

私は本当に合格していると思っていなかったので、
司法書士を諦めて事務員として事務所に本格復帰して登記部門に所属していました。

私が復帰する直前に結構な主要メンバーが数名辞めていて、
かなりのハードワークでした。

研修中は、早朝事務所で仕事して⇒研修受けて⇒終わって事務所戻って遅くまで仕事して。
本当にやばい時は、お昼にダッシュで事務所に戻って作業をしたこともあります。

二、合格していると思っていなかったので結婚式の予定を入れてしまった

合格していると思っていなかったので、
何も考えずに自分の結婚式の予定を入れてしまいました。

模擬裁判の日と結婚式の日が被ってしまい、
補講を受けました。

仕事+研修だけでも地獄の日程なのに、
さらに結婚式の準備まで加わり、
特別研修は「とにかく遅刻せずに参加すること」だけが目標でした。

三、考査2週間前に全治4週間の尾骨骨折をした

これはもうとどめです。

私は、自分の状況を考えて
「認定考査はとにかくラスト1か月が勝負だ」と決めていました。
仕事+研修+結婚式の準備の中で中途半端にやっても
変に知識がつきてしまって
逆によくないのでは?と思ったからです。

しかし、よし、やるぞと思った矢先に尾骨骨折。
骨折して数日間は何もしてなくても痛いし、
長時間座っていることができなかったので、
立ったり、横になったりしながら勉強していました。

「数時間じっと座っている」ということに関しては、ぶっつけ本番でした。
ただでさえ勉強不足で不安な上に、
試験中痛み止めがもつかという不安もありました。

念のため、事前に事務局みたいなところに問い合わせをして
クッションを持ち込んでいいか確認して、大きなクッションを2つ持ち込みました。

試験開始前に
「万が一痛すぎて座っていられなくなったら退席しますが、そこまでの答案で採点してほしい」
と試験管の方にお伝えしてOKをもらって試験に望みました。

こんな私が認定考査を1回で合格した勉強方法をお伝えします。
因みに、私は司法書士試験3回目で合格点プラス1.5点のギリギリ合格なので、
地頭がいいわけでも何でもありませんのでご安心ください。

使ったテキストと使い方

考査対策として使ったテキストは5冊です。
このテキストの内、必要な部分だけ使用しました。

使用したテキスト

・新問題研究 要件事実
・司法書士への道 入門編
・司法書士への道 理論編
・司法書士への道 実践編
・簡裁訴訟代理等 関係業務 の手引

各テキストの使い方

訴訟と倫理・業務範囲/インプットとアウトプットに分けて、
自分が使いやすなと思ったテキストを選びました。

選抜した5冊のテキストの中でも、
この表に書いている箇所以外は見ていません。

というか、他に浮気する時間はありませんでした。

インプットアウトプット
訴訟類型新問題研究 要件事実:全体
(10回以上)
道の入門:全体(5回)
道の実践: 訴訟類型別演習 (2~3回)
倫理・
業務の範囲
道の理論:簡裁訴訟代理等関係業務の業務範囲と業務規制
(10回以上)
手引:業務を行いえない事件Q&A
(10回以上)
手引:法書士の簡裁代理権Q&A
(10回以上)
道の実践:簡裁訴訟代理等関係業務の業務範囲と業務規制
(5回)
※道=司法書士への道
手引き=簡裁訴訟代理等関係業務の手引

各テキストの利用シーン

これもテキストごとに隙間時間はこれ、
じっくり時間がとれる場合はこれ
といった感じで使い分けをして
効率的に勉強していきました。

通勤時間や隙間時間はとにかくこれ 新問題研究

通勤時間、 移動時間、食事中、歯磨き中、ちょっとした待ち時間等
とにかくとりつかれたようにこれを読んでいました。

読みすぎて薄汚れてます。。

これを選んだ理由

・コンパクトで持ち運びが楽
・ボリュームが少なく最低限の基礎知識がつく
・ ボリュームが少ないのでやる気が出る
・ ボリュームが少ないので1か月という短期間で何回も回せる
チューターの先生や先輩司法書士が「結局これだ」と言っていた

あまりこれで勉強してる人はいなかった気がします。
時間がたっぷりある人は厚い書籍で
じっくり腰を据えて勉強していました。

どのくらいやったか

・通勤時間(約40分/日)
・日々の隙間時間や移動時間 (約40分/日)

このペースで1か月みっちりやりこみました。
少なく見積もっても、10回はしてます。

座って勉強できる時間はこれ~平日の朝~

仕事が終わって勉強することは難しいだろうと思い、
朝、事務所に40分くらい早く行って勉強しました。

簡裁訴訟代理等関係業務の手引き


このテキストの「業務を行いえない事件Q&A」
「司法書士の簡裁代理権Q&A」をやりました。

1問1問が割と短く簡潔に終わるので、
インプットした知識の確認用としてこれを選びました。

認定司法書士への道 入門編


これは訴訟類型の知識のアウトプットで使ってました。
そして「新問題研究要件事実」で足りない知識これで補充していました。

これも1問1問が割と短いので、
限られた朝の時間にやるにはぴったりかなと思います。

じっくり腰を据えて勉強できる時間はこれ~休みの日~

休みの日は、自分の苦手な分野と
1問に時間がかかりそうなテキストを使って勉強をしました。

認定司法書士への道 理論編


私は最初、業務範囲がよく理解できませんでした。
どれもこれも似たり寄ったりで、違いが分かりませんでした。

なので、このテキスト内にある表を利用して、
少し時間をかけて全体を理解するところから始めました。

これは中途半端な時間で間が空いてしまうと
かえって混乱してしまうと思ったので、
休みの日に集中的に勉強しました。

認定司法書士への道 実践編


訴訟類型をさらっとやりました。
過去にどんな問題が出題されたか?を知るためです。

まとめ

今回は、忙しくてとにかく時間がない方向けに、
私なりの認定考査の勉強方法を書いてみました。

特別研修中と考査1か月前に関して
これほど多忙+不幸が重なった人は
なかなかいないんじゃないかなと思います。

そんな私でもこの勉強方法で何とか合格できましたので、
少しでも参考になれば嬉しいです。

因みに試験当日は、殆ど同期ばかりという
ゆるーい雰囲気で全く緊張しませんし、
時間もたっぷりあるので余裕で2回くらい見直しできます。

私は、見直したときに問題文を読み違えていたことに気づいて
解答用紙半分くらい二重線で訂正しましたが、
問題なく合格できました(^^♪

最後まで諦めなければ合格できる試験だと思います!
応援してます~(^^)

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