年金福祉事業団の抵当権抹消が無事完了しました

不動産登記

抵当権を抹消しようと思ったら
抵当権者が「年金福祉事業団」だった。
「なにこれ、誰これ・・」

色々調べましたが、ぴたりとあてはまる事例がみつからず、
「こうかな?」と思って申請したら、
結局補正になったので書き残しておきます。

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年金福祉事業団とは(事例)

今回の事例です

①昭和60年に年金福祉事業団を抵当権者として抵当権設定
②その後、年金福祉事業団⇒年金資金運用基金⇒独立行政法人福祉医療機構へ移行
年金資金運用基金だった平成15年に弁済

必要な登記と「どうしよう・・」と思ったところ

1件目年金福祉事業団⇒年金資金運用基金への抵当権移転登記
・現在は福祉医療機構だが、弁済当時は年金資金運用基金だったので、年金資金運用基金への移転登記でいいのか?
・権利者の書き方
2件目抵当権抹消登記
・義務者の書き方

登記申請書

申請書はこれでとおりました。

1件目:抵当権移転

登記の目的    抵当権移転

原因       平成13年4月1日年金福祉事業団の解散及び業務の承継等に関する法律(平成12年法律第20号)第1条第1項による承継

権利承継者    (被承継者 年金福祉事業団)
         東京都千代田区霞が関一丁目4番1号
         年金資金運用基金
   
         (申請人)東京都港区虎ノ門四丁目3番13号
         独立行政法人福祉医療機構

         理事長  ○○○○ 

添付情報     登記原因証明情報
         代理権限証書
         会社法人等番号

登録免許税    金 0 円
         登録免許税法第4条第1項により非課税

2件目:抵当権抹消

登記の目的    抵当権抹消
原因       平成15年〇月〇日弁済
抹消すべき登記  (略)

権利者      設定者

義務者      (被承継者 年金資金運用基金)
         東京都港区虎ノ門四丁目3番13号
         独立行政法人福祉医療機構
         理事長  ○○○○

添付情報     登記識別情報提供様式
         登記原因証明情報
         代理権限証書
         会社法人等番号

登録免許税   不動産1個にき1,000 円

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